今年聞いた音楽の振り返り。
- メタル民。スラッジ/ドゥーム/サイケな感じが好き。
- サブスクはApple Music
- BGMとしてリピートで流し続けることが多いので、再生回数多くなりがち
Top 10 Albums
Apple Musicでは、1年の間によく聞いた音楽のプレイリストが自動で作られていて、その元データと思しき情報を一部参照することができる。
https://Replay.music.apple.com/up
その中からTop 10アルバムをピックアップ。
No. | Artist | Name | Year | 再生回数 |
---|---|---|---|---|
1 | Kendrick Lamar | DAMN. | 2017 | 343 |
2 | α Healing | 眠れるディズニーオルゴール | 2019 | 332 |
3 | Mastodon | Hushed and Grim | 2021 | 222 |
4 | The Album Leaf | Into the Blue Again | 2006 | 218 |
5 | Kendrick Lamar | To Pimp a Butterfly | 2015 | 209 |
6 | Relax α Wave | ぐっすり眠れるα波 〜 ディズニー プレミアム・オルゴール・ベスト | 2015 | 183 |
7 | Opeth | In Live Cconcert at the Royal Albert Hall | 2010 | 167 |
8 | 下村陽子 | 聖剣伝説 Legend of Mana (Original Soundtrack) | 2004 | 162 |
9 | Robert Glasper Experiment | Black Radio | 2012 | 155 |
10 | The Album Leaf | In a Safe Place | 2004 | 142 |
2,6のオルゴール系は、子供を寝かしつけるときに流してたもの。
Opeth/下村陽子は昔から聴いているBGM。
Kendrick Lamar
1番聴いたのは Kendrick Lamar / DAMN.. Kendrickは5位にも To Pimp a Butterfly も入ってるので、よく聴いてたらしい。ラップ系は普段聞かないけど、Rate Your MusicのAll Time Bestで評価が高いのを見て、ちょっと聴いてみようかなと思ったのがきっかけ。暗め?のトラックが印象的で結構好きだった。ラップ系の曲はラップが主体なので、後ろで鳴ってるトラックはあまり展開が無いのが多く、その辺りがドゥームメタルと通じるところがあるのかな。
Mastodon
Mastodon / Hushed and Grim は10月末発売だったけど、新譜が出るたびにLP買うぐらい好きなので再生回数が多い。今作のアートワークはCrack the Skyeまでの作品を手がけていたPaul Romanoが久しぶりに携わってるらしいのでLP来るの楽しみ(発送ミスで遅延中)。今作はミドルテンポの曲が多く、まったり聴ける感じ。メンバーが出てるMVは久しぶりだな。
The Album Leaf
4位と10位に入ってる。The Album Leafは学生時代に結構聴いていて、ふとしたタイミングで思い出して流してた。好きなアーティストとして名前をあげる事はあまりなかったけど、曲はずっと印象に残ってる。幻想的だけど哀しさ・寂しさみたいなのを感じる。ノスタルジー。
Robert Glasper experiment
Robert Glasper Experiment / Black Radio は、 Kamasi Washington / Dinner Party 経由で聴いてた。 Art Science の方が聴いてた印象あったけど、 Black Radioの方が回数多かったか。他にも Esperanza Spalding, Nate Smith あたりをよく流してた記憶。 Esperanza Spalding の新譜はピンと来なかったけど。
この Nate Smith / Square Wheel のコーラス入るところの強引な転調好き。(Robert Glasperじゃない)
Favorite
Floating Points, Pharoah Sanders, The London Symphony Orchestra / Promises
いろんなメディアの年間ベストで高評価を取っているので聴いてみたらハマった。
アルバム全体を通して1小節の短いフレーズを主軸にサックスやボーカルの短いフレーズが散発的に現れ、最終的にはLondon Symphony Orchestraと絡みながら壮大な展開をしていく。アルバム通して音数は少ないのにとても印象に残るアルバムだった。
この動画のPharoah Sanders、めっちゃ雰囲気ありますね(語彙)。
Mdou Moctar / Afrique Victime
中東系?のメロディラインに民族的な歌唱を載せてるんだけど、絶妙に聴けるロックになってる感じ。ニジェール出身で砂漠のジミヘンと呼ばれてるらしい。
オバマ元大統領のFavorite Music of 2021にも入ってたり、各種年間ベストでよく名前が出てたりする。
I've always enjoyed listening to a wide variety of music, so it’s no surprise that I listened to a little bit of everything this year. I hope you find a new artist or song to add to your own playlist. pic.twitter.com/g6kBzAbrZG
— Barack Obama (@BarackObama) December 17, 2021
Cynic / Ascension Codes
2015年の来日公演直後の解散騒動から、2020年には初期の主要メンバーだったSean Maloneが亡くなり、Paul Masvidalの個人プロジェクトのような形でリリースされた作品。(2015年の解散騒動と引き金となり、そのまま脱退したSean Reinertも2020年に亡くなってた模様…)
旧作のようなテクデス感はだいぶ抑えめで、メタル感は残ってはいるけど電子音も多く使われており、全体的に壮大な感じに仕上がっている。なんとなくメタル側からアプローチしたSquarepusherみたいな印象を受けた。
Pickups
今年知った気になる音楽たち。YouTubeの Stoned Meadow of Doom チャンネル経由で知ったものがほとんど。
Malammar/Mazza (2021)
スペインのインストDoom/Sludge。
ヘヴィな動のパートとホストメタルっぽい静なパートの塩梅が丁度良い。旧作も含めアートワークの感じも好み。
Onsegen Ensemble / Duel (2018)
FinlandのProgressive? Rock。
なんと表現すれば良いのか分からないけど、民族的なリズムをベースになんか色々やってる。Swansとかに近いかな?こういうリズムはっきりしてるけど掴みどころない感じの音楽が好きなようだ。
Monkey Okay / The Long Haul of Cercopithecoidea (2020)
デンマークのサイケストーナー。
これも民族系のパートがあったり、サイケストーナーなフレーズがあったり、スペーシーな音作りだったり、最後の曲が20分超えてたり、なんかいろいろ。
以前の動画を見ると普通のストーナーっぽいので、2020年発表の今作で何かあったんだろうな。
Somnuri / Somnuri (2017)
初期MastodonやBaroness系統のスラッジメタル。
どこかのメディアでKaizenという曲が紹介されていて、曲名が気になって聞いてみたら、いい感じだった。リファクタリングするときに聴きたい。
いつも適当に聞いてるから、年末に書こうとすると結局年末あたりい聴いてたものの印象が強くなっちゃうな。
最近Notionに聴いた作品のRatingを残す活動を始めたので、それがちゃんと続くといいな。