背景
数ヶ月前ぐらいから息子を寝室に寝かせるようになったのですが、寝室は2階にあり、リビングなどは1階にあるという状況なため、リビング居ても息子が目を覚ましたら気付けるようにと見守りカメラ的な物を購入して使っていました。
寝室にはあまり物がないため、専用のクリップを一緒に購入し、窓枠に噛ませる形で設置をしていたのですが、子供が掴まり立ちをするとカメラの設置位置まで手が届いてしまうということが起き始めたため、カメラの設置位置を見直す必要が出てきました。
設置位置としては、子供が届かない高さであり、かつ電源が供給できる位置ということで、照明用のダクトレールのところに移動しようと思っていたのですが、せっかくなので少しホームオートメーション的な構成にしてみようと思いました。
デバイス
今回使ったデバイスたちの紹介。
見守りカメラ
カメラはPlanexのCS-QS10を自宅のネットワークに参加させ、公式スマホアプリから映像を見る感じ。
電気を消して暗くなると自動で赤外線モードになってくれ、赤外線モードでも子供の動きがしっかり認識できる程度の明るさが確保できるので便利。ただ、アプリで映像を見る時にデバイスの音声が奪われてしまうので、音楽聴きながら映像見たりできない点がちょっとネック。普段はiPadでカメラ映像を見ながらiPhoneで音楽聴いてます。
電源 (SwitchBotプラグ)
電源部分については、ダクトレールは備え付けなので、そのダクトレールに取り付けられるコンセントを購入し、そのコンセントに以前購入して使っていなかったSwitchBot スマートプラグを挿しました。
これで、SwitchBotアプリ経由でカメラの電源のON/OFFやスケジューリングなどができるようになります。設置方法としてはこんな感じ。
レールを這わせることでコードを見えなくすることもできそうですが、家族以外入らない寝室なので横着しました。
とりあえずココまででもスマホからカメラのON/OFFができ、かつ高さも取れているので十分なのですが、お遊びでiPhoenixのNFC機能も使ってみることにしました。
NFCタグ
少し前に↓の記事を読み、iPhone + NFCタグの組み合わせに興味を持っていました。(Androidではだいぶ昔からできていたようですが)
iPhoneとNFCタグを使った家電制御が便利すぎる!【Siriショートカット】 - CHASUKE.com
使い方としては、SwitchBot スマートプラグのON/OFF機能を持ったNFCタグを寝室の扉に貼っておき、子供を寝かせた後、出る時にピッとすると見守りカメラの電源をONにし、寝室にいくときにまたピッとするとカメラの電源がOFFになるイメージ。
とりあえずNFCタグを購入。
パッケージには “Android” としか書いておらず、「アレ?」と思って公式サイトを見に行ったらハッキリと「iPhoneは非対応です」と書いてあり一瞬焦りましたが、まだiPhoneにNFC機能が付く前の話だったようで一安心。
※iPhone、iPadは非対応です。(2014年6月現在)
(2014年…相当昔の商品だったのか…)
設定後、ドアノブのところにNFCタグを貼り、さて動作確認と行こうとしたら動かず…どうやら金属製の部分に貼ると反応してくれないようで、公式サイトにもハッキリ書いてありましたね…。
※アルミなどの金属面には対応していません。
そしてお次は、貼りなおそうとした時にシール部分とNFC部分?が分離してしまいお釈迦に…。新しいNFCタグで設定し直し、今度はドアの木の部分に貼り動作することを確認。(寝室から出る側に電源ONのNFCタグを、入る側に電源OFFのタグをそれぞれ貼っています)
とりあえずこれで見守りカメラのON/OFFの操作をiPhoneをかざすだけでできるようになりました。NFCタグの使い勝手も分かり、ショートカットアプリ使用の実績も解除できました。
おわりに
照明用のダクトレールに見守りカメラを設置すると、広い範囲を見れるので便利。(ダクトレールに取り付ける関係上、カメラの上下が逆転してしまってる)
NFCタグとショートカットの組み合わせは便利そうだけど、今のところ他に良いユースケースは思い付かず。まぁ、思いついたらすぐ試せる材料が揃えられたのは良かったかな。